詩集・小説

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詩集 とんぼの羽根
詩集 とんぼの羽根
作・今井市蔵
書くことの意味が一冊の『詩集』という形に残された。昭和25年生まれの著者は学生時代から詩を書き続けてきた。著者の言葉は、私たちが心の奥底に置き忘れたままの大切な何かを掘り起こす。
時代に翻弄された生涯を寡黙に生き抜く人もいるかもしれない。しかし真実を見つめようとする著者の鋭い感性には、生きることと書くことがイコールで結ばれているが如く繊細な生命力と他者を愛する優しいまなざしが溢れている。

ささやかな慰藉
ささやかな慰藉
著・小南武朗
北海道放送在職中、数々のラジオドラマ、テレビドラマ、舞台等を手掛けた著者が、今までに書き続けた作品を辿り、対面することで、久々の慰藉がそこにあった。これまで小説を書き、ドラマを創ったように、著者がひとり自分の時間に籠ることで生まれた一冊。

夢を追う
夢を追う
著者・林 和夫
中学校の教師だった著者は、毎晩仕事が終わると葛西鮎三のペンネームで小説を書いていた。東京から北海道に渡り、夢を追いながらも堅実に戦争を生きた。そんな著者の人柄がよみがえる一冊である。本書は、著者の七回忌に家族の手で発刊された。短編2作品と切り絵やスナップ写真を一冊の本にまとめたもの。人は他の人の心の中で永遠に生きていく。著者は今もなお葛西鮎三の作品の中で、そして多くの人の中で生きているに違いない。