回顧録 津軽の独航船
「パパ」のことはほとんど知らないというお嬢様の言葉が著者の心に響き、定年退職の後に本書が書き上げられた。津軽に生まれた著者は海峡をこえて北海道に移り住み、下宿の仲間と天下国家を論じながら日々情熱的に働いてきた。結婚のほほえましいエピソードなども盛り込まれている。妻子に仕事の自慢や愚痴をこぼすなどもってのほかと心に決めて家庭のことは妻に任せきりだったが、一貫した人生観で邁進した人生を真摯に振り返る。
「パパ」のことはほとんど知らないというお嬢様の言葉が著者の心に響き、定年退職の後に本書が書き上げられた。津軽に生まれた著者は海峡をこえて北海道に移り住み、下宿の仲間と天下国家を論じながら日々情熱的に働いてきた。結婚のほほえましいエピソードなども盛り込まれている。妻子に仕事の自慢や愚痴をこぼすなどもってのほかと心に決めて家庭のことは妻に任せきりだったが、一貫した人生観で邁進した人生を真摯に振り返る。