斉藤能将個展作品集
作者の斉藤能将氏は北海道に生まれ、幼少より書道に親しみ、フリーの書道作家として活躍。平成16年7月、札幌パークホテルにて個展を開催し、四季の美しさと生命の息吹を感じさせる書道芸術の世界を来場者に披露した。本書は作者の遺志をくんだ妻豊子さんによって編纂され、斉藤氏の一周忌に刊行された個展作品集である。春夏秋冬、十二支などをテーマとした色紙16点を、洋画家佐野馨氏の協力のもとに完成させた。強い精神力を感じさせる書体が在りし日の斉藤氏の人柄を彷彿とさせ、見る者に深い感動を与える。
Memory(メモリー)
作者・佐久間舞さんが悪性リンパ腫と闘いながら三日間で書き上げたといわれる「あるミミズの話」は2003年秋、自費出版の絵本として世に送り出された。やがて作品はインターネットを通じて世界的に有名になる。生きる光を絵本にこめた札幌在住の20代の絵本作家は、「きっとしあわせがくるよ」と世界中の多くの人々を癒した。本書「Memory」は、佐久間舞さんのご両親が舞さんの感謝を代弁する意味で出版した作品集である。
2001年10代後半のための戦略型読書指南
現役高校教師である著者が日本の若者に向けて、読書の道案内人として多数の名著を採り上げ、正確な日本語能力と数学の必要性、そして読書の素晴らしさを唱える。また、各界の著名人より評価をいただいた一冊でもある。